100均の育苗用ペーパーポットとセルトレーを使ってみた結果

以前ダイソーとセリアで100円で購入できる紙製のポットとセルトレーについて紹介しましたが、今回は実際に使ってみての感想です。

ぴっこ
ぴっこ

ぴっこはプロの農家ですが、普段はプラスチック製のセルトレーやポットを使っている為、
紙製の扱いには慣れていません…
使ってみて分かった新しい発見や、失敗した点についてお話ししますね。

種はプランターや畑に直接まくこともできますが、まだ小さな発芽直後の赤ちゃん苗は病害虫の標的にされやすく、また気温の変化や大雨などへの適応力も乏しい為、まずは小さなポットやトレーで発芽させて丈夫に育つのを待ってから植え替えることをお勧めします。

この工程で使うアイテムが育苗ポットやセルトレーです。通常、私たち農家が使うのはプラスチック製のもので、苗が出来上がると1つずつポットやトレーの穴から抜き出して、畑や大きな鉢へと植え替えます。この時に苗の根がちぎれてしまうと、傷口が病原菌に侵されたり、植替え後の活着ができなかったりと、本末転倒の結果が生じます…

そこで重宝されるのが、素材が紙のペーパーポットやセルトレーです。紙は土の中で自然に分解される為、定植の時に苗を抜き出す必要がなくポットやトレーのまま土に埋める事ができます。苗の根を傷つける心配がない為、特にビギナーの方にはお勧めのアイテム…っという事です。

今回は、この100均で購入したペーパーポットを使ってみた結果と感想について紹介します。

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土の乾きが早い

種まき直後は、いつもと同様に乾燥に気を配りながら管理したため、プラスチック製のポットやセルトレーとほぼ同じ期間で発芽に成功しました。

やはり紙製のものはプラスチック製と比べると非常に乾燥しやすく、特に暖房機器で加温した室内では油断すると直ぐに土が乾いてしまいます。発芽直後の苗にとっても乾燥は好ましくないため、水やりの量や頻度を少し多めにして管理を継続した結果…

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カビが発生

ペーパーポットの表面や底にカビを発見!

ぴっこ
ぴっこ

まぁ、いずれに土に詰めた時も、こうやってカビがポットの紙を分解するんだし…
この程度なら大丈夫かな。

水を減らして、ポット表面が乾燥する時間も作りながら育苗を継続しました。

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ポットから根が貫通!

苗が生長してくると、ポットの側面や底からペーパーポットを突き破り根が見え始めました。

ぴっこ
ぴっこ

土に埋めたら、こうやってポットを突き抜けて根が伸びていくのね!

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セルトレーが大変なことに!

ポット型よりも1セルの単価や安いセルトレー型は、水を含むとふにゃふにゃになり持ち上げるのが難しい為、ポットのように簡単には移動できません。その為、全体の観察を怠ってしまたっ結果…セルとセルの間がカビで真っ黒に!!

ぴっこ
ぴっこ

セルとセルの間は、ポットの側面に比べると湿気がこもりやすいのね…

セルとセルとを切り離して育苗を続けようとしたのですが、トレー全体がふにゃふにゃでセルの壁も破れて土が飛び出してしまいました…

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紙製とプラスチック製のポットでは生育に差が!

「定植時に失敗がない」というメリットがある一方で、ペーパーポットは育苗時の水の管理に難しさを感じました。プラスチック製に比べて直ぐに乾燥する反面、水をあげ過ぎると直ぐにカビだらけになってしまう。

ぴっこ
ぴっこ

多少の白カビ程度なら育苗には問題ないけど、
部屋で育てる場合はカビだらけはイヤね…

おそらく水の過不足が影響したと思いますが、ペーパーポットとプラスチックポットとの間には、生育に大きな差が生じました。

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100均ペーパーポットを使ってみた結果と感想

私個人の感想としては、育苗についてはプラスチック製の方が簡単です。また、一回きりしか使えないペーパーポットに比べて、プラスチック製は繰り返し使えて経済的でもあります。

尚、種苗メーカーのサカタのタネからも、家庭菜園用に「ジフィーポット」という商品名で紙製のポットやトレーが販売されています。100均よりも割高ですが断然しっかりとした作りで、水はけの良い設計になっています。こちらを使った場合には、違った結果や感想が得られたかもしれません。

また、セルトレーは使い終わった卵パックでも代用できます。カビの心配もなく、室内で気軽に育苗できます。よかったら、試してみてくださいね。

100均ペーパーポット苗の定植した後の生育については、また次の機会で紹介したいと思います。

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