バジルの生理障害など|葉が黒くなるのはなぜ?肥料や石灰の量は?温度は適正?

バジルを、イタパセやローズマリー、フェンネルなどのハーブと同じ環境で育つ野菜と思っている方も多いようです。

「土はアルカリ性で」とか、「乾燥気味の環境で」とか…

バジルはハーブの一種です。おそらく、日本で最も消費されているハーブの一つではないでしょうか?
ところで、バジルの生まれ故郷が実はイタリアではなく、インドや東南アジア周辺であるということを知っていますか?

イタパセやローズマリー、フェンネルをはじめとしたハーブの多くは、地中海沿岸が原産地とされています。この地域の特徴は、温暖で乾燥した気候と、石灰岩質のアルカリ性の土壌。ハーブの栽培には「アルカリ性の土が良い」とか「乾燥気味で育てた方が良い」などといわれるのも、地中海沿岸をイメージしてのものです。

一方で、「イタリア料理のハーブ」というイメージが強いバジルですが、原産地はインドや東南アジアなどの熱帯地域。他のハーブに比べて耐暑性はあるものの、寒さは非常に苦手です。また、過湿は病気を誘発するため好ましくありませんが、基本的に水が大好きで、土の中の水分をどんどん吸収します。ローズマリーやフェンネルなどのようにアルカリ性寄りの土を好むこともなく、むしろ弱酸性の土壌で良く育ちます

このように他のハーブたちとは異なる体質のバジルを、「ハーブだから…」と同じ様に育てようとすると、環境に適応できずにトラブルの要因になることもあります。

今回はバジルで起こりがちな生理障害について、その原因と症状、改善方法を解説していきます。

バジルに起こりやすい生理障害

生理障害とは、害虫や病原菌などが由来ではなく、環境や栄養状態が適していないときに生じる不調です。殺虫剤や殺菌剤などの農薬で改善されることはありませんが、肥料で栄養を補ってあげたり、環境を変えてあげたりすることで改善につながる場合があります。

バジルが生理障害をおこす要因には、温度(低温・高温)や、栄養の偏り(特定要素の欠乏・過剰)水や日照の不足土壌pH(酸性・アルカリ性の度合い)の不適合などがあります。また、苗づくりやプランター栽培では、根詰まりも障害につながる大きな要因になりえます。

生理障害は、初期の頃は葉の色などに不調のサインが現れます。それぞれの要因によって葉の変色具合や現れる部位が異なるため、それらから生理障害の要因を探ることができます。

今回はフローチャートを基にして、症状とその要因とを解説していきます。
また、生理障害ではありませんが、土に入れた肥料の量や土壌pHと関連して肥料焼けやガス障害が起こることもあるため、今回はこちらも併せて解説していきます。

フローチャートで病害虫が要因のものについての予防や対処方法は、別の回で詳しく紹介していますので良かったら参考にしてくださいね。
▶バジルの病気|葉の裏のカビはなぜ生えた?萎れの原因は土壌病原菌? 予防と対策を紹介
▶バジルにつく害虫|アブラムシ・ハダニ・ヨトウムシなどの予防や対策

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肥料切れ(窒素欠乏)

市販の肥料袋には、化成肥料や有機質肥料を問わず、必ず窒素(N)リン酸(P)カリウム(K)の必須三要素の全て、またはいずれかの含有量が記載されています。その中でも、窒素は、細胞の最も重要な部分を構成するタンパク質の主成分。また、植物が生きるために必要な代謝、生長にも深く関わる要素でもあります。そのため、他の要素に比べてたくさんの量が必要で、不足するとさまざまな症状が現れます。

窒素は、葉を緑色に見せている葉緑素(クロロフィル)の構成要素のため、体中の窒素が不足すると、株の下の方にある葉から順に葉脈を含めた葉全体が黄化するという症状が現れます。重症化すると、葉脈がアントシアニンで赤くなることも。

ぴっこ
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窒素欠乏はバジルにとって、命にかかわる一大事!
危機的な状態になると「せめて、子孫を残すために重要な生長点だけでも守ならければ!!!」と、古い葉に蓄えられていた窒素成分(葉緑素など)が解体されて、新しい葉へと運ばれる。
だから、窒素欠乏の症状は古い葉から現れるの。

また窒素は葉緑素の以外にも、光合成などの代謝や生長にも関わる植物ホルモンの重要な要素で、不足すると葉が大きく育たなくなり、やがて生育が停滞します。

原因と対策

葉を次々に繁らせるバジルは、窒素を大量に消費します。長期間の栽培では、追肥は必須です。葉の色を観察しながら、欠乏症(葉が黄色くなる、小さくなるなど)が現れ始めたら追肥をしてあげましょう。追肥には、葉物野菜用の液肥が、直ぐに効いて便利です。
追肥のタイミングや方法については、こちらで詳しく解説しています。
▶バジルの葉はどう収穫する?花は摘み取る?追肥は?

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さて、実は十分に肥料をあげているつもりでも、2つの理由から窒素欠乏を起こしてしまう場合もあります。

●窒素の流亡
化学肥料の窒素成分の多くは、即効性で分解が早く、雨や水やりによって土から流亡しやすい性質があります。元肥にこのような即効性の窒素肥料しか入れていないと、思っている以上に早くに肥料が不足することも。元肥には、IB化成や有機質肥料など、流亡しにくい緩効性の肥料がおすすめです。
▶バジル栽培の土作り|元肥には何が良い?土壌pHなどについても紹介? 

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●窒素飢餓
土壌微生物の働きによって、窒素が不足してしまう場合もあります。これは、窒素飢餓と呼ばれる現象。米糠など分解されやすい有機物を入れると、土の中の微生物が爆発的に増えますが、この微生物の増殖に窒素が大量に消費されるのです。

ぴっこ
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窒素は、微生物にとっても細胞を作る重要な要素の一つ。
微生物は自分の体に窒素を取り込みながら、細胞分裂を繰り返して増えていくの。

微生物が増殖するために体に取り込む窒素は、主に自分で分解した有機物から取り出したもの。でも、そもそも十分な量の窒素が含まれていない有機物もあります。その代表的な有機物が米糠です。

米糠は食べやすいため、微生物たちが群がる格好のエサになります。一方で、窒素の含有量は、微生物が増殖するためにはやや不十分です。そこで、米糠に群がる微生物は、米糠に含まれる窒素を取り込みつつ、さらに不足分を、植物のために入れた窒素肥料から補おうとするのです。微生物に横取りされて、植物の窒素が不足してしまう…これが、窒素飢餓と呼ばれるものになります。

窒素飢餓は、米糠以外の有機質資材、野菜の残渣などでもおこります。堆肥などの有機質資材には、ラベルにC/N比(窒素炭素比)という数字が記載されていますが、C/N比が20を超えるものは、窒素飢餓のリスクがあります。ただし、木の皮などを原料とするバーク堆肥はC/N比がとても高い資材ですが、微生物が分解しにくい資材のため、それほど心配する必要はありません。
▶窒素飢餓と有機肥料や堆肥のC/N比(炭素窒素比)|バジルを育てる肥料

また、窒素の流亡や窒素飢餓以外にも、根詰まりや根腐れなど、根に障害が発生したため、肥料や水が十分に吸えずに葉に黄化する場合もあります。根腐れについては、こちらで詳しく紹介しています。
▶根腐れの原因は「水のやり過ぎではない!?」|根腐れの対策を紹介

また、根詰まりについては、後ほど解説します。

ちなみに、窒素肥料の与え過ぎでもバジルの生長に問題が生じます。窒素は「ぜいたく吸収」といい、植物はあればあるだけ、必要以上の量でも体内に取り込もうとするためです。

窒素は葉や茎の細胞を作るために重要な要素ですが、光合成によって作られる糖がないと、生長に使うことができません。土から吸収した窒素の量に対して、光合成の量が追い付いていない場合には、取り込んだ窒素は余ってしまい、葉の中に過剰に蓄えられてしまいます。

「肥料をあげすぎると硝酸態窒素が過剰な野菜になる」というのは、このためです。

窒素を過剰に蓄えた葉は、不自然に濃い緑色で、食べると舌がピリピリするようなエグ味があり、油分が減少して風味も低下します。体にも良いとはいえません。また、窒素の過剰はバジルの生育に対しても、徒長した軟弱な株になり病気になりやすくなる、害虫を寄せ付けやすくなるなどの問題が生じます。施肥するときには、袋の説明書きをよく読んで、適量を守ってあげるようにしましょう。

マグネシウム・カリウムなどの多量要素欠乏

バジルの体内にあるマグネシウム(Mg)カリウム(K)などが欠乏すると、葉脈と葉脈との間や葉の縁などが黄化する場合があります。

カリウムは窒素に並ぶ植物の必須三大要素の一つ。窒素のように細胞の構成材料となる要素ではありませんが、体内の様々な化学反応を促進させる補酵素で、カリウムなしでは根からの養分の吸収、光合成や呼吸、根・茎・葉の生長など、植物の活動の全てが止まってしまいます。

またマグネシウムも三大要素に次ぐ重要な要素。葉緑素の中心となる要素であり、さらにタンパク質や炭水化物の合成にも欠かすことがでない要素です。

カリウム、マグネシウム共に、どちらも作付け毎に肥料として施されることが多い成分です。

ぴっこ
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有機・化成を問わず、元肥には必ず三大要素(窒素・リン酸・カリウム)が含まれているよ。
マグネシウムは「苦土」と呼ばれ、元肥用の肥料や、pH調整に使う苦土石灰などにも含まれている!

ところがマグネシウムやカリウムは、肥料として十分な量を投入していても、植物が欠乏症を起こすことがあります。原因は、拮抗する成分の過剰です。マグネシウムとカリウム、カルシウム(Ca)はそれぞれが拮抗関係にあり、どれかの要素が土の中に過剰に存在すると、他の要素の吸収が阻害されてしまうのです。

例えば、カルシウムはpH調整に使われる石灰の成分であり、実は窒素の供給源として施される鶏糞にも多く含まれています。カルシウムも植物に欠かせない大切な要素ですが、一方で肥料として意識しないまま過剰に土に入れてしまっていることが多く、しばしばマグネシウムやカリウム欠乏の要因となっています。

3つの要素それぞれが阻害されることなく、植物が適量を吸収するには、石灰(カルシウム):苦土(マグネシウム):カリウム=5:2:1といわれています。この比率から大きく外れると、どの要素かの欠乏症を起こすことがあります。

土壌pHがアルカリ性または強酸性(微量要素の過剰・欠乏)

鉄(Feは葉緑素の形成に関与する要素で、不足すると葉脈は緑のまま、葉脈と葉脈の間の葉が黄化していきます。鉄は重要な要素にも関わらず、植物が必要とするのはごく微量です。土の中にもともとある程度存在しているため、通常は窒素などのように肥料として施すことはありません。

鉄のように、植物の生命活動に不可欠で、かつ必要量が少ないものを微量必須要素と呼び、現在8種類が認められています。植物が吸収する微量必須要素は土壌の中の天然ミネラル成分が溶け出したもので、土のpH(酸性・アルカリ性の度合い)によって、それぞれの溶け出す量が増減します。金属要素は、アルカリ性に近づくと溶解量が極端に減少するため欠乏症が出やすくなり、一方で、強酸性に近づくと溶解量が急激に増えるため過剰症のが出やすくなります。

バジルの場合、鉄の欠乏症状はpH6.5を超えたころから生じやすくなり、逆にpH5.8を下回ると過剰障害をおこしやすくなります。その他の微量必須要素の欠乏・過剰症もpHと深く関わっています。

水不足

バジルは水が大好きな植物です。動物のような骨がない植物にとって、水は圧力で体を支える大切な役割も担っています。不足すると茎にハリがなくなり、頭がだらんと垂れ下がってしまいます。

また、この光合成には、たくさんの水が必要です。人間は米やパンなどを食べてエネルギー源となる炭水化物(糖)を体に取り込みますが、植物は光合成によって自分で糖を作ることができ、この糖をエネルギー源として代謝や生長などの生命活動を維持しています。水が不足すると光合成ができずに代謝や生長が滞り、葉の色が黄化するなどの症状も現れることもあります。

根詰まり

プランターなどの限られた量の土で栽培している場合は、根詰まりをおこすことがあります。植物は葉や茎を伸ばすのと同時に、根も生長させる必要がありますが、根詰まりとは土の量に対して根が増え過ぎて、これ以上伸びるスペースのない状態です。根が正常に機能しなくなるため、肥料をあげても十分に吸収することができずに葉の黄化などの症状が現れ、生長も停滞します。重症化すると酸欠で根が腐って枯れてしまうこともあります。

根詰まりしていると、土に水が浸透しにくくなり、水切れも起こしやすくなります。鉢底から根が飛び出している場合は根詰まりのサイン!一回り大きめの鉢に植え替えるか、畑などに定植してあげいましょう。

バジルを根詰まりさせることなくプランターで栽培する場合は、1株につき直径25㎝以上の大きさが必要になります。プランターの選び方については、こちらで詳しく解説しています。
▶バジルの株が長持ちするか、しないかはプランター次第?根詰まりや根腐れしにくいプランターの選び方を紹介

日照不足

日照が足りないと、光合成量が十分にできずに、葉の厚みがなくなり、葉全体が黄化していきます。バジルには、最低でも6~8時間の日照が必要です。

室内で栽培している場合には、日当たりの良い窓際で管理するようにしましょう。日照不足になると、葉の黄化以外にも、節間が長くなる徒長などのサインが現れます。日差しの当たる、外で日光浴させてあげると元気を取り戻します。

低温障害・高温障害

バジルの栽培適温は20℃以上です。低温が続くと、光合成が十分にできずに成長が停滞し、葉の色が黄白化します。さらに10℃以下が続くと、葉の細胞が壊死して黒く変色し、枯れてしまいます。

イタリア料理のイメージが強いバジルですが、実はインド・東南アジア周辺の熱帯地域が原産地のため、他のハーブ類にくらべて耐寒性がありません。

外に植え付ける場合は気温が安定する5月以降が理想で、それ以前は屋内での管理がお勧めです。

一方で、バジルは耐暑性には優れていて、他のハーブ類が枯れてしまうような40℃近い高温下でも生長を続けることができます。ただし、著しい高温下では、葉が上向きに縮れる、変色するなどの障害が起こります。

また、高温下では水分の蒸散が活発になるため、十分に水が足りていないと葉が焼けてしまうこともあります。

ガス障害

アンモニアガスに晒されると、バジルは葉脈と葉脈との間が黄化し、重症の場合は光合成がなきなくなって枯死してしまいます。

肥料や堆肥に含まれる窒素成分(アンモニア態窒素)が、pH調整に使う石灰(カルシウム)や苦土(マグネシウム)などのアルカリと反応してガス化し、アンモニアガスが発生することがあります。このアンモニアガスは、葉の裏側にある気孔(体内の酸素や水などを放出し、二酸化炭素などを体内に取り込むための穴)から植物の体内に入り細胞の酸素を奪ってしまうため、葉に黄化や焼けたような症状が現れるのです。

予防と対応

アンモニアガスは、窒素を含む肥料や発酵が未熟な堆肥と、アルカリ成分(苦土石灰など)と反応した場合や、ビニルハウスなどで急激に温度が上昇した場合などに発生しやすくなります。特に、土壌中の窒素が多すぎると起こりやすくなるため、肥料は適量を守って、入れ過ぎないように注意しましょう。また、発酵が未熟な堆肥を使った場合もガスが発生しやすいため、堆肥や培養土(培養土には堆肥が混合されている)は価格が安すぎるものは避け、信頼できるメーカーのものを選ぶようにしましょう。

窒素はアルカリと反応してアンモニアガスを発生させるため、窒素肥料と石灰との同時混和は、基本的にNGです。有機石灰や苦土石灰は反応が穏やかに進むため、同時に入れても障害は起こりにくいですが、反応が強い消石灰でpH調整した場合には、必ず2週間程度あけてから肥料を入れるようにします。
▶石灰の用法・容量を守らないとトラブルに!?失敗しない苦土石灰の使い方

ぴっこ
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苦土石灰でpH調整した場合も、1週間程度あけてから肥料を入れるのが理想的。
頻度は低いけれども、アンモニアガスの発生リスクはあるからね。

ガス障害にはアンモニアガス以外にも、亜硝酸ガスによるものもあります。窒素肥料はアンモニア態窒素→亜硝酸態窒素→硝酸態窒素へと分解が進みますが、さまざまな理由によって亜硝酸態窒素から硝酸態窒素への分解がスムーズに行われなかった場合、土壌中に溜まった亜硝酸態窒素がガスとなって放出されるのです。肥料の量が極端に多い場合や、土壌が強酸性の時に、特に発生しやすくなります。

肥料焼け・薬害

肥料焼けや主な薬害は、浸透圧の関係でおこる濃度障害です。固形肥料などを土に多くあげ過ぎると根が焼けて腐り、根が機能しなくなることで葉にも黄化や萎れが現れてやがて枯れてしまいます。液体肥料や農薬の葉面散布で濃度を誤ると、葉が焼けて茶褐色に縮れることもあり、重症の場合は枯れてしまいます。

肥料焼け・薬害を防ぐためにも、肥料や農薬の量、濃度を必ず守ることは必須です。容器や袋に用法が記載されているため、よく読んで正しく使いましょう。
こちらで、肥料焼けのメカニズムを分かりやすく解説しています。
▶バジル栽培の土作り|土壌pHはアルカリ性が良い?元肥や石灰の量は? 

直射日光の強い時間帯などに液体肥料や農薬を葉面散布すると、希釈液の水分が葉の表面で急激に蒸発して、意図せずに高濃度になってしまうことがあります。このため、規定通りの濃度を守って使っていても、肥料焼けや薬害がでてしまう場合もあります。また、液が長時間乾かない状態が続いても焼けにつながってしまいます。(写真:生長点に液肥が溜まってしまい、肥料焼けてしまったもの)
葉面散布は日差しの強い日中は避け、できれば乾きの早い早朝などにおこなうのが理想です。

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まとめ

バジルの原産地はインド・東南アジア近郊の熱帯エリア。そのため寒さにあたると、生育が止まる、葉が黒くなる、などの生理障害をおこします。栽培の適温は20℃以上、太陽の光も大好きで6~8時間の日照が必要です。

葉を繰り返し収穫するため特に窒素肥料の消費量が多く、追肥は必須です。また、土壌pHは弱酸性を好みます。
肥料が少ない、土壌pHが低いなどは生理障害につながりますが、逆に多すぎてもトラブルにつながります。むしろ、「肥料少ない」「pHが低い」などは肥料や石灰を追加することで対応できますが、過剰に混和して上がり過ぎてしまった土の濃度は、下げることができません。(専用の資材もありますが、高価で扱いも容易ではありません。)肥料は袋の説明を良く読んで適量を、石灰資材はできればpHを測ったうえで量を決めましょう。

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