ぴっこバジル農園のお約束

ぴっこのバジル農園は住宅地ど真ん中にあります。

数十年前までは田んぼや畑ばかりの田舎でしたが、今ではすっかり様変わりして新しい家々が立ち並ぶ立派な住宅地となりました。私のビニールハウスのすぐ近くにも家が並んでいて、仕事をしていると子供たちが元気に遊ぶ声が聞こえてきます。

そんな住宅地農園でバジル栽培をするぴっこママには、大切にしている事があります。

近隣住人にとって安全な農業であること

そのため、次の事を心掛けています。

  • 人や環境に負荷が大きい土壌消毒は行わない
  • 出来る限り農薬は使わない
    やむを得ない場合も、安全性の高いものを選択して最小限の使用に努める

ぴっこのバジル農園は、いわゆる「無農薬栽培」ではありません

また、これからバジル栽培に挑戦しようという方へ、誤解がないように説明するとバジルそのものは初心者でも栽培しやすい野菜で、家庭菜園では無農薬でも栽培できます。ただし、それは自然の摂理に逆らわず、バジルが無理なく快適に育つ季節に、バジルにとって負荷の少ない量のみを収穫する場合です。

ぴっこ
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バジルの都合に人間側が合わせる、スローな栽培スタイル。
よく観察して、バジルの声に耳を傾けてあげれば、農薬などに頼らなくても元気に育つの。

しかしながらプロの農家ともなれば、時としてバジルの都合よりも市場の求めを優先しなければなりません。例えば、近年は異常気象という言葉を頻繁に耳にしますが2週間以上も太陽の姿が見えない薄暗く寒い日が続いた時でも、市場から求められるのは好天候の時と同じ出荷量です。あるいは、本来は収穫適期とは言えない、まだ寒い春先や冬の始まりの頃にも出荷しなければなりません。

この場合、バジルたちにはちょっと無理をして頑張ってもらう事になります。
温室で育てたり、吸収効率の良い肥料を与えるなど…

ぴっこ
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人間で例えるなら、本当は休みたいときに栄養ドリンクを握りしめて走り回っている状態…

当然、無理をすれば病気にかかりやすくなり、また体力的に弱っている時には害虫にも侵されやすくなります。
バジルの体力の限界を見極めながら、市場の求めに応えられるよう調整するのが農家の仕事です。

さらに、市場出荷ともなれば「ちょっとや、そっとの虫喰い」でも許容されません。直売所などでは「多少の虫が食っていても大丈夫だよ!」なんて言ってくれる心の広いお客さんもいますが、一般的な市場はマイナス的要素があれば即値下げという、シビアな競争社会です。
また、「虫食いOK」の寛大なお客さんはいても、「腐敗OK」という方はいません。虫食いはバジルにとって傷口であり、腐敗は傷があるほどに進行しやすくなります。

その為、ぴっこのバジル農園では虫喰いの葉は全て取り除き出荷をしています。

さて虫の被害を防ぐためには、観察力が重要です。どれだけ注意を払っても、小さな害虫たちが隙間をぬって必ず侵入してきます。でも侵略初期であるならば、手作業で追い出すことがある程度は可能です。農薬の力を借りるのは初期対応が間に合わず、バジルの生息エリアで繁殖が進んでしまった場合です。

ぴっこ
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害虫の繁殖速度は、気温に比例するの。
バジルが育つ暖かい環境は、害虫にとっても恰好の繁殖の場…
わずかな期間で、爆発的に増えてしまうこともあるの。

但し、この場合も人や環境にとって出来るだけ安全性の高い農薬の選択を心掛けています。
一言に「農薬」といっても、自然界で普通に存在しているような安全性の高い成分のものから、使用方法を間違えると人間やペットなど哺乳類の神経にダメージを与えかねない、少々リスクの高いものまで様々です。

このブログでは、できるだけ農薬に頼らない栽培方法と共に、どうしても困ったときに使える比較的安全性の高い農薬と、そのの向き合い方や使用上の注意などについても触れていきたいと思います。

ぴっこ
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「バジルぐらし」へのお付き合い、どうぞ宜しくお願いします!

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