鉢・プランターへの土の入れ方|バジル種のまき方②

鉢植えの場合、鉢や培養土はバジルの大切な住居であり、この環境の良し悪しが健康や生育、収量に大きく影響します。
バジルにとって心地よい環境とは、必要な水をしっかりと保ち、かつ不要な水は速やかに排水され、空気が新鮮な所。鉢の中を快適に整える為には、土の入れ方は軽視することができない大切なポイントです。

また庭の花壇や畑で育てる場合は、初めから直播するのではなく小さなポットやトレーで丈夫な苗に育ててから植え替えます。種をまく時には、鉢植えの時と同様に育苗ポットやトレーに土をつめて、発芽しやすく幼苗も育ちやすい環境に整えてあげましょう。

※鉢やプランター、育苗トレーの用意が未だの方は、こちらをご覧ください。

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土の入れ方

鉢・プランターの場合

鉢やプランターに土を入れる時、押さえて置くべきポイントが3つあります。
共通のキーワードは空間です。

  • 鉢いっぱいに土を入れず、上部に1~2㎝程度の空間をつくる
  • 鉢の底に、排水を誘導する為の空間をつくる
  • 土を硬く詰め過ぎない(土の粒と粒の間の空間を潰さない)

また、使う土は一般的な弱酸性の培養土(pH6.0以上)であれば問題ありません。培養土に肥料分があらかじめ含まれている為、肥料を追加する必要はありません。

ぴっこ
ぴっこ

芽が出る時や赤ちゃん苗の時に土の肥料が強すぎると、
枯れてしまうこともあるの。

※土の用意が未だの方は、こっちをご覧ください。

土の量は鉢の上淵から1~2㎝低い位置まで

土を入れる時には、鉢すれすれまでは入れずに敢えて1~2㎝程度の空間を作ります。

鉢の中のバジルに水をあげた時、水は直ぐには染み込まず少し時間をかけながら下まで浸透します。この「少しの時間」に水が待機できる場所を用意してあげることで、鉢全体にじんわりと行き渡り、不足のない上手な水やりが出来ます。
この鉢の上部につくる空間をウォータースペースといいます。

ぴっこ
ぴっこ

ウォータースペースは、苗がある程度大きくなってから活用するよ。

発芽前や発芽したての頃にジャブジャブ水を流し込むのは、バジルの種や苗も一緒に流れちゃうから、絶対ダメ!
この時期は面倒でも、土に水が染み込むのを確認しながら少しずつあげてね。

鉢の底に水が抜ける隙間を確保する

鉢底には、排水の為の穴が開いています。せっかくの排水口ですが、土の入れ方や鉢の置き方次第では、穴が塞がってしまい機能しない事もあります。鉢の中に不要な水が溜まると、根腐れなど病気の要因にも繋がります。

鉢からの排水をスムーズにする環境づくりには、2つの方法があります。
1つめは、土を入れる前に鉢の内底にネットを敷き、鉢の内側で空間を作る方法。鉢底ネットは100均でも販売されています。
2つめは、鉢底と地面(受け皿)との間にすき間を設け、鉢の外側に空間を作る方法。鉢を網やスノコの上に置いたり、室内栽培なら小さなカゴの上に置いたりするのも効果的です。

ぴっこ
ぴっこ

屋内で栽培するときには、受け皿の代わりに100均のキッチン用水切りカゴがとっても便利!


排水路が機能して不要な水が流れ出ると、水の代わりに新鮮な空気が流れ込みます。排水は、新鮮な酸素の供給にも繋がるのです。

プラスチックのプランターでは、あらかじめ上げ底になっているものや、側面にもスリッドが入っている排水性に優れたものもあります。これらを使う場合は、内底や外底の空間づくりの心配は無用です。そのまま培養土を詰めましょう。

土の団粒構造を壊さない

培養土は粒の大きさが異なる複数の用土を混ぜ合わせて作ります。用土は赤玉土のように団子状になったものや、木の葉や枝、特殊な鉱物など様々ですが、これらが積み重なると隙間ができます。この隙間に水や空気が入り込み、土は水や空気を保つことができるのです。こうした土の構造を団粒構造といいます。
用土の中には、柔らかく崩れやすいものもあります。土を入れる時に、ギュッと強く押し詰めると形状が壊れて空間が失われてしまうばかりか、粉々になった用土が目詰まりを起こす原因にもなります。

育苗ポット・セルトレーの場合

育苗用のポットやセルトレーの場合でも、基本は同じです。但し、土は種まき用培養土の使用をおすすめします。
また、セルトレーは苗が大きくなる前に植え替える事が前提なので、ウォータースペースを作る必要もありません。
育苗ポットやセルトレーの底穴を塞がないように、カゴやスノコの上などに置いて水切れの良い状態を保ちましょう。

家庭菜園やガーデニングでは、プランターや鉢を使用する場合が多いかと思います。畑とは異なり、小さな空間で健康なバジルに育てるためには、快適な環境づくりがとても大切です。特に水はけや通気性は、植え付けてしまった後では改善が難しいため、種まき前の準備が肝心です。

ぴっこ
ぴっこ

次は、いよいよ種をまくよー!

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